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書類も準備して、申請用紙もしっかり書いた。あとはカードの到着を待つだけですが、法人用クレジットカードは申込みをしてから手元に届くまで、どのくらいかかるのでしょうか。気になりますよね。
申し込みからカードが到着するまでは、だいたい３～４週間程度必要
カードの申込みをしてからカードが手元に届くまでは、一般的には３週間前後かかります。申し込んでから即発行という訳にはいきません。また信用データが申込書の内容と一致しない場合や、添付書類の不備があったなどということがあればその比ではありません。
法人用カードを作るまでの具体的な流れ
では、実際にカードを作るまでを確認していきましょう。まずは、申込です。電話で申込書類を取寄せたり、店頭で申し込んだりもできますが、オンライン手続きが便利でしょう。各カード会社の公式ホームページを見れば入会の案内があり、申込書を送ってもらう手続きができます。
申込書類が届くまでに1週間くらいかかります。この時入会の確認の電話が入ることもあります。書類が届いたら必要事項を記入して、必要な添付書類を添えて返送します。カード会社に申込書類が届いたら審査開始です。ここでさらに１～２週間かかります。
審査の結果、問題がなければ発行となります。多くの会社が3週間くらいを目安としています。例えば三井住友ＶＩＳＡカードの場合は、オンライン申込で必要事項を記入すると、それらが印字された申込書類が届きます。約5分で入力できる次の情報を登録したら、それらが印字された申込書類が約1週間で届きます。
１）法人情報（法人名、所在地、電話番号、資本金、事業内容など）
２）法人代表者情報（名前、自宅住所、電話番号、生年月日など）
申込書類にその他必要な情報を入力し、添付書類と一緒に郵送し、情報や書類に不備がなければ約2週間後にカードが届きます。
もっと早くカードを作りたいという人は
オンライン入会を実施している会社では最短で8営業日というところもあります。オンライン入会では必要な情報をすべてＷＥＢ上で入力して、確認書類は写しをＷＥＢ上でアップロードをして申請をすることになります。郵送という時間が省ける分早く手続きが進みます。
ただ、書類の申込でも利用日が近づいていて早く欲しいという場合は相談に乗ってくれるところも多いので、そのような場合はカード会社に問い合わせてみてください。
審査に通るための注意点
早く審査に通るためにはどのようなことに気をつけたら良いでしょうか。オンラインでも書類でも個人情報と法人情報を入力・記入することになります。例えばＪＣＢカードなら、その他に使用追加者、支払い口座等を入力します。
- 入力・記入は正確に
申請内容を基に審査を行うので、正確に入力しましょう。申請された情報はすぐに信用情報機関で共有されている情報をもとに照合されます。したがって、信用情報機関と申請内容に相違があると虚偽の申請ではないかと疑われる可能性もあります。
故意であってもそうでなくても申込者の信用がなくなってしまいますので、まずは正しく申請することです。手書きの場合は、任意の箇所も含めて、正確に丁寧に書きましょう。文字や数字が相手方にわかりにくかった場合などは、電話確認などの作業が入り、審査が中断される可能性もあるので、迅速な発行を望むなら楷書できれいに書きましょう
- オンライン入会は迅速に入力
オンラインの場合は入力時間に決められた時間を設けているところもあり、あまり遅くなるとタイムアウトで最初からやり直さなくてはいけません。法人カードの場合は、法人と法人経営者（個人）の情報が必要となりますので、入力量も個人カードよりも多くなります。
あらかじめ自社のデータや資料を用意してスムーズに入力しましょう。手書きのように読みにくいということはないですが、誤変換などには十分気を付けましょう。
例えばオリコのビジネススタンダードカードの場合、法人の基本情報の他に「法人概要」として
- 設立年月日
- 年商、従業員人数
- 店舗、拠点数
- 資本金
- 実質的支配者について、また申込者との関係
他、細かく入力をしていきます。ここで改めて調べ直して手間取っていると、せっかく途中まで入力したのにもう一度やり直しということになりかねませんのでご注意下さい。
- 必要書類の用意
入会するのに必要な書類の提出がありますので、指定の書類を添えて書類を郵送します。必要なのは個人の確認書類や法人の確認書類（現在事項全部証明書・履歴事項全部証明書・登記簿謄本または抄本など）となっています。これら書類は予め用意しておきましょう。ここで事業を営んでいることが確認できないと審査に通ることが難しくなってしまいます。また、会社によっては、「直近2期分の決算書」、貸借対照表や損益計算書などが必要になります。他に所得証明書や営業許可証などを求められる場合もあります。
例えばＵＣカードの場合は、決算書（直近1年分の写し）、貸借対照表や損益計算書、個人事業主の場合は確定申告書があると手続きがスムーズだと明記してあります。個人事業主で個人名、個人口座で申込みの場合は確定申告書の添付が必要となっています。
その他のオンライン申込み
インターネット上で申し込み用紙をダウンロードして郵送・申し込み受付をしている会社もあります。普通、申込書類が届くまで1週間程度かかりますが、ここではその手間が省けますのでその分早く手続きができそうです。
カード会社に書類到着後、審査開始
ここからが審査開始となります。申込み書類はカード会社に到着したら、ただちに信用情報機関の情報と照合されて審査されます。ここで、法人代表者のクレジットカードの利用履歴や法人の信用などを審査して問題がなければ約2週間でカード発行になります。
審査に通れば、カードが到着
申込書類の正確性、添付書類の完備、申込者の属性や郵便事情などケースバイケースなので申込者によって変わってきますが、カード到着までは1カ月くらいを目安に考えておきましょう。
まとめ
法人カードを申し込んでからカードが出来るまでは、早くて1週間ほどですが、だいたい３～４週間くらいかかりそうです。スムーズな発行を望むなら、正しい申請、確認書類の準備は最低限して手続きをしましょう。
カードが無事に発行できたということは、カード会社の信頼を得られたという証なので、これからうまくビジネスに利用して良い信用履歴を作っていきましょう。
それぞれカード会社によって審査基準や手続きのルールなどが違ってきますので、不安な点やわからないことがあれば、専用の問い合わせ窓口があるので相談してみてください。
◆各カード会社のカード発行までの期間
オンライン入会
郵 送
ＪＣＢ
約１週間
2～3週間
アメリカンエキスプレス
約10日
3～４週間
Ｏｒｉｃｏ
最短8営業日
3週間
楽天
―――
約3週間
三井住友ＶＩＳＡカード
―――
約3週間
ＵＣカード
―――
3～４週間
三菱東京ＵＦＪカード
―――
3～4週間