審査に通りやすい!おすすめの法人用クレジットカードを徹底解説します

StockSnap / Pixabay

クレジットカード会社の多くは法人用クレジットカードを発行しており、その種類もたくさんあります。それぞれの特徴や特典があるので、自分(会社)にとって効率よくかつ目的に合っているカードを選びたいですね。

作りたいカードを決めたら申し込みですが、そこにはカード会社の審査があります。では、審査基準とはどういうものなのでしょうか?

法人用カードの審査基準とは?

新しい会社と(個人と)取り引きをするときには、相手の情報はなく信用リスクが生じます。カード会社も申込者に対しては信用リスクがあり、基本的にはカードを利用した場合は支払いが終わるまではカード会社が立て替えをすることになります。

その間にその会社や個人が倒産、破産してしまったら大きな損失となるので、法人の年商や損益などの他、経営者本人の支払い状況など信用も調査対象となってくるのです。カード会社は、支払い能力がある会社・個人なのか、信用がおける会社・個人なのかを申込者の申請をもとに判断します。法人の事業内容や所在地、連絡先等の基本情報も信用を与える上で大事な情報です。

法人用カードの審査は厳しい?

では法人カードの審査は、本当に厳しいのでしょうか。法人用カードを申し込む時には会社の規模や業績や業歴、負債、取引状況など、様々な点から審査を受けると同時にその法人の経営者個人の信用も審査対象になりますので、個人カードの申し込みよりは厳しい審査になるといえるでしょう。

個人事業主では作れない?

個人事業主が法人カードを作るのは難しいのでしょうか。カード会社には「申込基準」が設定されています。カード会社によって違いますが、例えばJCB法人カードであれば「法人又は個人事業主/カード利用者は18歳以上の方が対象」とあり、アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードは「法人向け」と「個人事業者向け」がありますので、個人事業主の方はそのような基準があるカード会社を選ぶことがポイントかもしれません。

申込書は正しく記入しましょう

カードを申し込む時に記入する申請用紙、またはインターネットでの申し込みフォームは正しく記入することが大切です。借入金を間違って記入したり、虚偽申請をしても、正しい情報は信用調査会社に登録されているので判ってしまいます。故意であってもそうでなくても申込者の信用がなくなってしまいますので、まずは正しく申請することです。

法人の支払責任者の支払い状況や会社の年商、損益等の申告は他社や信用機関に共有されます。審査基準はカード会社毎に違いますが、申込書(フォーム)に正しい情報を記入することは信用にもつながります。

おすすめカード① アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード

世界で通用するハイステータスブランドのアメリカン・エキスプレスが、経営者・個人事業主向けに発行するゴールドカードです。ビジネスならではの特典・サポートがかなり充実しています。

年会費が26,000円と決して安くはありませんが、様々なサービスの中から自分に合ったサポートを受けることで、年会費以上のサービスを利用することができるのではないでしょうか。またステイタスが高いということは経営者にとってもプラスです。年会費は経費に計上できますから、実質的な負担にはならないでしょう。

高いビジネスサポートの充実度

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードは法人向け、個人事業者向けビジネスカードであり、
経費削減だけではなく経営サポートもしてくれる特典があるので、ビジネスの強い味方となる1枚でしょう。

トラベルサービスの充実

海外出張の時には、自宅から空港までの送迎「エアポート送迎サービス」が利用できます。また出国前には、空港ラウンジを本人だけではなく同伴者1名も無料で利用ができるのが嬉しいですね。

さらに帰国時は空港から自宅まで、会員1名につき1個のスーツケースを無料で配送してくれるので、身軽に帰宅できます。旅行傷害保険も最高で1億円が自動。ビジネス・ゴールド・カードならではのサービスです。
また出張先で言葉に困ったら、24時間日本語でサポートをしてくれる「オーバーシーズ・アシスト」が助かります。

もしもの時に、様々なプロテクション

予定していた出張や、接待で利用しようと思ったコンサートを、病気やケガ、入院などでキャンセルをせざるを得ない時、年間10万円まで保証してくれる「キャンセル・プロテクション」が利用可能です。

また、インターネットでカードが不正利用された場合は、「オンライン・プロテクション」で全額補償。さらに、カードで購入した商品の破損や盗難などの損害を補償する「ショッピング・プロテクション」で安心してショッピングができます。

貯まりやすいポイントプログラム

カード利用代金100円で1ポイントが貯まるプログラムとなっています。提携店で利用すると、最大10倍のポイントがつく場合もあります。貯まったポイントを1度でもアイテムと交換すると、ポイント有効期限が無期限に。

貯まったポイントは、提携航空会社のマイレージに移行することもできますし、カード利用代金に充てることもできます。
この他にも、ショッピングやエンターテイメントでも多くのサービスが受けられます。

おすすめカード② JCB法人カード

国内ではゆるぎない安心・信頼のブランドであるJCBカードは、国内唯一の国際クレジットカードブランドです。
JCBの法人向けカードは大きく分けて『JCB法人カード(ゴールド)』『JCB法人カード(一般)』『JCBビジネスプラス法人カード(ゴールド)』『JCBビジネスプラス法人カード(一般)』の4種類があります。

『JCB法人カード(一般)』

スタンダードな法人向けカードである「JCB法人カード(一般)」をご紹介しましょう。申し込み対象が、法人または個人事業主と明記があるので、法人格を持たない個人事業主の方でも申し込みができ、発行可能です。様々なビジネスサポートやエンターテイメント、福利厚生までサポートしてくれます。

年会費が安い

一番の魅力は何といっても年会費です。年間で1,250円(税抜)と格安なので、少しでも支出を抑えたい人には魅力的ですね。使用者追加も1名1,250円(税抜)です。

この年会費で、国内・海外の旅行傷害保険も、最高3,000万円の補償がついています。コストパフォーマンスが高いカードといえるでしょう。さらにオンラインで申し込みをすると、初年度の年会費無料や特典がつくというキャンペーンもあるので要チェックです。

ポイントプログラムが利用できる

JCBのポイントプログラム「Oki Dokiポイント」が利用でき、利用1,000円(税込)ごとに1ポイントが貯まります。
利用額に応じでキャッシュバックを受けたいという方は、「JCB法人カード」ではなく「JCBビジネスプラス法人カード」もおすすめです。キャッシュバック率は、利用額、出張費・交通費などが関係してきます。

ETCカードが複数枚無料発行できる

車で営業に出た場合に、有料道路料金を一括して会社経費でまとめて精算が可能です。

オンライン予約でチケットレスの国内出張

JALやANAの航空券予約サービスや東海道新幹線のネット予約ができます。またじゃらんnetで提供されている宿泊施設をさらに安く利用できる、じゃらんコーポレートサービスも便利です。

オフィス用品をリーズナブルに購入ができます

特別価格でオフィス用品が購入できるので助かりますね。

経理作業を効率化

日常の経理処理もスピーディーに処理ができるサポートがあります。

社員旅行・福利厚生サービスが利用できる

JCBトラベルや福利厚生倶楽部が社員の福利厚生をサポートしてくれるので、福利厚生の充実が図れます。

まとめ

経営者のステイタスにもなる、法人用クレジットカード。ビジネスカードを持っているということが、経営者の証となり信用にもつながり、経営上の生産性も上がります。

会社経営者の方でまだお持ちでない方、また起業したばかりの方、個人事業主の方、法人用クレジットカードを検討している方は、是非自分に合ったビジネスカードを持って、上手に活用してください。