5大国際ブランドと言われているブランドの1つに、American Expressがあります。
Diners Clubと並んでステータス性には定評のある国際ブランドです。
今回はそんなAmerican Expressブランドの法人クレジットカードについて解説していきます。
目次
American Expressブランドの法人クレジットカード メリットとデメリットを調べてみました
まずはAmerican Expressブランドのメリットから解説していきます。
メリット1.圧倒的なステータス性
American Expressが持つ最も大きなメリットは、そのステータス性です。
カードとしての性能や、様々な付帯サービスはもちろんですが、その存在感は群を抜いています。
特に、接待や会議など対外的な活動も多く、人前でクレジットカードを利用する場合American Expressのクレジットカードをスマートに利用しましょう。
メリット2.四半期管理リポートが利用可能
American Expressの法人クレジットカードでは、四半期ごとにクレジットカードの利用状況を、レポートにまとめて送付してくれます。
クレジットカードの利用状況が一目で分かるようになっているので、経費削減などにも有効に利用することができます。
また、法人クレジットカードを利用する場合には、追加カードを発行することも多いですが、カードごとに集計してレポートにまとめてくれるので、より効率的な利用を促すことも可能です。
デメリット1.日本国内での利便性は少々低い
世界中で知名度の高いAmerican Expressですが、日本での決済能力という点においては、VISAやJCBに劣ってしまうのが現状です。
日本国内を中心に事業を展開するのであれば、American Expressブランドだけではなく、VISAやJCBブランドのクレジットカードも所有しておいたほうがいいでしょう。
デメリット2.年会費設定が高め
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの年会費は、34,100円(税込)と少々高額です。
同じゴールドの法人クレジットカードの年会費と比較してみても、JCBゴールドや三井住友VISAゴールドの10,800円(税込)の、3倍近い年会費となっています。
高いステータス性や充実した付帯サービスを含めて考えると、決してコストパフォーマンスが悪いわけではないのですが、規模の大きくない会社にとっては、毎年3万円以上の年会費を支払うのは厳しい場合もあるのではないでしょうか。
American Expressブランドの法人クレジットカードは4種類あります まとめてみました
ここらは、4種類あるAmerican Expressブランドの法人クレジットカードの特徴を、具体的にまとめていきます。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード(個人事業主様向けカード)とは
American Expressの法人クレジットカードとしては、個人事業主様向けカードが非常に有名ですが、個人事業主様向けカードは年会費12,960円(税込)と、ゴールドカードよりも割安な年会費で利用することが可能です。
海外出張時にも頼れる「トラベル・サービス」や、インターネット経由で備品の購入を行った場合にも安心な「オンライン・プロテクション」など、様々な付帯サービスが利用可能となっています。
American Expressのステータス性と付帯サービスを享受できた上で、この年会費は非常にお得なのではないでしょうか。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード(法人格のある法人代表者様向けカード)とは
実はAmerican Expressの法人クレジットカードには「個人事業主様向け」と「法人格のある法人代表者様向け」の2種類のカードが存在しています。
両者とも付帯サービスや年会費等は同じなのですが、申請者が異なります。
また、引き落とし用口座も「個人事業主様向け」の場合は個人口座からとなりますが、「法人格のある法人代表者様向け」の場合は法人名義の銀行口座からとなります。
申し込み資格のあるカードを選んで申し込むようにしましょう。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード(個人事業主様向けカード)とは
個人事業主様向けカード付帯サービスは、一般のビジネス・カードの付帯サービスを更にグレードアップさせたものとなっています。特にトラベル・サービスの充実が著しく、「エアポート送迎サービス」や「手荷物無料宅配サービス」が利用可能です。エンターテインメントでも、京都観光ラウンジや新国立劇場での特典などがあるので、公私ともに活躍してくれることは間違いありません。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード(法人格のある法人代表者様向けカード)とは
ゴールドカードにも、申し込み者に応じて2種類のビジネス・カードが用意されています。
一般のビジネス・カードと比較すると「キャンセル・プロテクション」等が、新しく付帯してより便利になっています。
3万円近い年会費を支払う余裕のある経営者の方であれば、ゴールド・カードを利用することで、ビジネスシーンをより快適なものにできるでしょう。
アメリカン・エキスプレスのビジネスカードならではのサービスを紹介
American Expressのビジネスカードには、様々なサービスが付帯していますが、その中からAmerican Expressならではのサービスを2つ紹介します。
まず1つ目は、「ビジネス情報調査代行サービス」です。
国内・海外を問わず、企業の信用情報・企業スクリーニングなどの調査結果を、レポート形式にまとめて報告してもらえるサービスを無料で利用することができます。
それを外注することで、経費や時間を削減することが可能です。
もう1つは、「ゴールド・ワインクラブ」で、ゴールド・カード専用のサービスとなります。
企業のトップともなれば対外的な付き合いも多く、贈り物をする機会も増えるのではないでしょうか。
そんな際にゴールド・ワインデスクを利用することで、ご予算に応じたワイン選びの相談に乗ってもらうことなどが可能です。
どちらもAmerican Expressならではの、非常に便利なサービスとなっています。
American Expressブランドの法人クレジットカードにプラチナカードってあるの?調べてみました
American Expressブランドの法人クレジットカードにも、もちろんプラチナカードは存在します。
プラチナカードは、ゴールドカードの1つ上のグレードのカードですが、その付帯サービスはとても優れています。
プラチナカードの代名詞的なサービスである「プラチナ・コンシェルジュデスク」をはじめ、ホテルのアップグレード・無料通訳サービスなど、とても便利なサービスが多数付帯しています。
ただし、プラチナランクの法人カードは、招待状による入会しか受け付けていません。コツコツと利用実績を積み重ねて、招待状が届くのを待ちましょう。
まとめ
以上、 American Expressブランドの法人クレジットカードの特徴をまとめてみました。
ステータス性の高さが話題に上がることの多いAmerican Expressですが、付帯サービスの質の高さも特筆すべきものとなっています。
全ての点において期待を上回ってくれるカード、それがAmerican Expressブランドの法人クレジットカードです。